1)HIVのスクリーニング検査
スクリーニング検査とは、HIVに感染しているかどうかを見落とさないようにするための検査です。HIV感染が疑われる時に、まず最初に行われる検査で、妊娠時に行われるHIVの検査もこれにあたります。HIVに感染している人が、スクリーニング検査で陰性になることはほとんどありません。逆にHIVに感染していない人でも0.3−1%の人が陽性の結果になることがあります。血液検査で判断します。一般的には採血してから結果が出るまで1週間程度(あるいはそれ以上)時間が必要ですが、その日に結果が出る簡易測定法もあります。簡易測定法では早く結果がわかる反面、HIVに感染していなくても陽性の結果が出てしまう可能性が高くなります。HIVに感染していなくても陽性になることがある人は、頻回に輸血を受けたことがある人、膠原病にかかっている人、予防接種を受けた直後などです。
いずれにしてもスクリーニング検査で陽性になった場合は、本当にHIVに感染しているかどうかを判断するために確認検査が必要になります。
2)確認検査
スクリーニング検査同様血液検査で判断します。その日に分かるような簡易測定法はありません。確認検査にはHIVに対する体の反応(抗体)を確認する検査であるウェスタンブロット法とHIVのウィルス自体を測定するPCR法の2つがあります。どちらか一方でも陽性であれば、HIV感染と診断されます。両方とも陰性(あるいは判定保留)の場合は2週間後に再度スクリーニング検査か確認検査を行い、検査が陰性(あるいは判定保留)であればHIVには感染していないと判断されます。
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