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クリアブルー排卵日検査器

黄体機能不全とは

黄体機能不全

 黄体とは成長した卵胞(卵を入れている袋)が排卵(卵子を放出)した後に変化してできるものです。この黄体からはエストロゲンの他に新たにプロゲステロンというホルモンを分泌します。このホルモンは排卵前にはほとんど作られず、排卵して黄体に変わって初めて作られます。このホルモンには子宮の内膜の機能を良くして子宮の内膜に受精した卵がくっつく(着床)のを助ける働きや、子宮の収縮を抑えて流産にならないように予防する働きがあります。したがって、黄体の機能が悪いと不妊症や流産の原因になります。黄体は排卵後のぬけがらである袋(卵胞)が変化したものなので、しっかりとした黄体ができるためには、卵胞がしっかりと成長していることも大切な要素となります。

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黄体機能不全の原因

いくつかのホルモン異常で黄体機能不全となることがあります

1)高プロラクチン血症

 プロラクチンとは通常、母乳をあげている時に高くなるホルモンです(脳の下にくっついている下垂体というところから出ます)。このプロラクチンがお産後でもないのに高くなっている状態です。

2)高アンドロゲン血症

 アンドロゲンとは男性ホルモンの総称です。女性でもアンドロゲンは卵巣や副腎(腎臓の上にある、とても小さい臓器ですがここから大切なホルモンがたくさん出ています)で産生されています。このアンドロゲンが高くなっている状態です。

3)甲状腺機能異常

 甲状腺とは首にある小さな臓器です。ここから出るホルモンの変動によって黄体の機能にも影響が出ます。

4)卵胞の発育障害

 卵を入れている袋(卵胞)が卵子を外に出した(排卵)後、卵胞が変化して黄体になります。したがって卵胞がしっかりと成長していないと、黄体の機能も悪くなります。上にあげた 3 つの原因も卵胞の成長に少なからず影響しますし、またそれ以外に卵胞の成長に影響を与えるものがあれば、黄体機能不全の原因になります。

 その他にも原因のよくわからないものや、一般的な検査ではわからないような異常などがあります。上の 4 つ以外では、原因が何であれ治療方針にはあまり影響しません。

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黄体機能不全の診断

黄体機能不全は、基礎体温表、ホルモン検査
子宮内膜の組織検査などによって診断されます
黄体機能不全の基礎体温

1)基礎体温

 高温相に持続が10日以下、低温相と高温相の平均温度差が0.3以下、高温相になるまで体温がだらだらと上昇することなどを参考にします。

2)ホルモン検査

 黄体からでるプロゲステロンというホルモンを高温相の時に採血して、十分な量のプロゲステロンが出ているかどうか調べます。黄体からはプロゲステロンだけではなく、卵胞ホルモンであるエストロゲンも出てますのでエストロゲンも同時に測定します。他に黄体機能不全の原因となるようなホルモンの採血をします(プロラクチン、男性ホルモン、甲状腺ホルモンなど)

3)子宮内膜の組織検査

 高温相のだいたい真ん中くらいの時に子宮の内膜から組織を一部とってきて調べます。とってきた組織が排卵してから何日経った内膜に相当するかと実際排卵から何日経っているかとのずれが大きくないかどうかをみます。

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黄体機能不全の治療

黄体機能不全の原因がわかればそれに対する治療をしていきます

1)高プロラクチン血症

 プロラクチンを下げる薬を使います(パーロデル、テルロン、カバサールなど)。場合によってはプロラクチンを分泌している下垂体(脳の下にくっついている臓器)にできものが出来ていないか確認する検査を行い、異常があれば手術することもあります。

2)高アンドロゲン血症

 男性ホルモンは女性の体にもあります。女性では卵巣と副腎(腎臓の上にある小さな臓器:ここで生きていくのに必要な数種類のホルモンを作っています)で男性ホルモンは作られています。このうち卵巣の男性ホルモンを直接減らすのは困難ですので、副腎の方の男性ホルモンを減らす薬(副腎皮質ホルモン:デカドロン、プレドニンなど)を使います。もともと副腎から作られているホルモンの一つを服用することで、脳が体の中にホルモンが十分にあると勘違いして脳から副腎への命令が少なくなります。その結果、副腎から出る男性ホルモンも減ります。

3)甲状腺機能異常

 甲状腺ホルモンが多ければ、甲状腺機能亢進症に対する治療を行い、甲状腺ホルモンが足りなければ甲状腺ホルモンの薬を内服します。通常、黄体機能不全を生じるのは甲状腺ホルモンが足りない状態(甲状腺機能低下症)です。

4)卵胞の発育障害がある時

 上の3つの状態でも卵胞の発育障害が生じるので、上のどれかに当てはまる時は、まず先にそちらの治療を行います。それでも、卵胞の発育障害がある時は排卵誘発剤を使用します。クロミフェン(クロミッド、フェミロンなど)などの排卵誘発剤を生理の5日めから服用します。

5)原因がわからない時・上記の治療で不十分な時

 以上のどれにも当てはまらない場合や上記の治療でも黄体機能不全の治療が不十分な時は、直接プロゲステロンを補充する方法か黄体を刺激する方法で治療を行います。

1)プロゲステロンを補充する方法
注射(筋肉注射)と内服薬があります。
注射:排卵後2-3日めに注射を開始します。注射の種類によって1回だけうてばよいものと、毎日(あるいは1日おき)にうつタイプのものとがあります。
内服:排卵後2-3日めからルトラールやデュファストンなどの薬を2-6錠8-12日間服用します。
2)黄体を刺激する方法
注射(筋肉注射)で行います。
排卵後2-3日めからHCGという注射を1-2日おきに1-3回注射します。このHCGには黄体を刺激して黄体の機能をよくする働きがあります。また、LHサージの時のLH(黄体刺激ホルモン)の値が低いことも黄体機能不全の原因になる可能性もあり、排卵直前にHCGを注射することもあります。

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