プロラクチン産生腫瘍と薬剤によるものがほとんどです
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高プロラクチン血症になる原因は次の様なものがあります。
- プロラクチン産生腫瘍(プロラクチノーマ)
- 視床下部の異常
- 甲状腺機能低下症
- 薬剤によるもの
- 妊娠、授乳
妊娠・授乳を除けば、プロラクチン産生腫瘍と薬剤によるものがほとんどです。 |
1. プロラクチン産生腫瘍(プロラクチノーマ)
脳の下にくっついている下垂体という場所から本来プロラクチンが作られ分泌されますが、その下垂体に腫瘍(腺腫)ができて、そこからプロラクチンがたくさん分泌される病気です。女性では小さい腫瘍が多く、画像検査ではわからないことも少なくありません。大きな腫瘍になると視野が狭くなったり視力が低下したりします。大きいものは手術、小さいものは薬による治療を行います。 |
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2. 視床下部の異常
視床下部という脳の一部に腫瘍などの病変があったり、視床下部の機能に小さな異常があったりするとプロラクチンが高くなることがあります。視床下部の小さな機能異常の場合、日中はプロラクチンが高くなくても夜間に高くなる潜在性高プロラクチン血症という病態となることがあります。脳に腫瘍など治療を必要とす病気があればそれに対する治療を行います。画像検査で明らかな異常がない場合は、薬による治療を行います。潜在性高プロラクチン血症に対しては、不妊症や流産を繰り返す場合、薬による治療が必要になります。 |
3. 甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症の中で甲状腺自体に原因があって甲状腺の機能が低下している場合、高プロラクチン血症の原因となります。甲状腺の機能が低下し、甲状腺ホルモンが少ないと甲状腺ホルモンをたくさん出そうとして脳が甲状腺に向かって命令を出します。この命令をするホルモンはTRHという視床下部から出るホルモンです。このTRHというホルモンが甲状腺以外にプロラクチンの分泌も刺激してしまうので、プロラクチンが高くなります。
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4. 薬剤によるもの
いろいろな薬剤でプロラクチンは高くなります。代表的なものは、精神科・心療内科などでよく使われる薬の一部と胃薬の一部です。 |
5. 妊娠・授乳
プロラクチンは主に母乳を作るのが大きな働きなので、妊娠中から授乳中まで高くなります。当然この時期にプロラクチンが高いのは正常であり、病気ではありません。
6.運動
運動により一時的にプロラクチンが上昇します。運動を中止すると速やかに元に戻ります。 |