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婦人科的な悩み妊娠中の不安内科的な病気
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妊娠の確率を上げる方法−3
尿検査(尿中LH測定)、唾液検査などを使った妊娠を試みる方法およびお勧めの方法についての解説です。
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 尿中LH測定による夫婦生活のタイミング

注:夫婦生活=性交渉のこと

尿中LH検査が陽性になった日に夫婦生活をすればよい
夫婦生活のタイミングを逃す可能性がある

LHと排卵

LHサージを利用する方法です。
尿中LH検査が陽性になった当日に夫婦生活すれば妊娠の確率が高まります。

 検査の種類にもよりますが通常はくっきりとマークが出た時を陽性とします。判断が難しい時や何日も続けて陽性になる場合は、一番最初の日を陽性と考えてなるべく早く夫婦生活を行い、その後は検査が陰性となるまで夫婦生活をして下さい。ただし4日以上も検査が陽性になる場合は、他の方法を使用することを勧めます。なお基礎体温が2相性(低温相と高温相にわかれていること)であるかどうか確認して、2相性でなければ排卵障害の検査を受けて下さい)。

< 注意点 >

 排卵時期を逸する可能性がある
 血液中のLHが尿に出るまでには数時間かかります。分かった時にすぐ夫婦生活できれば良いのですが、例えば朝に検査が陽性になって、その日の夜に夫婦生活をした場合、すでに排卵が終わってしまっている可能性があります。

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 唾液検査による夫婦生活のタイミング

どこでも手軽に施行でき排卵が近づいていることがわかる
排卵日を推定するには経験が必要

 エストロゲンの影響で粘液が変化することを利用した検査です。

 唾液を乾燥させると排卵の約7日前からシダ植物のような結晶が見えてきます(個人差があります)。それが排卵が近づくにつれ、どんどん密集してきます。この密集がピークになった時が排卵です(あくまで模式図ですが、だいたい右図のようなかんじになります)。

唾液検査の結晶
シダ状の結晶が見え始めたら夫婦生活禁止
シダ状結晶が見え始めて3日目に夫婦生活
さらに3日後に夫婦生活
シダ状の結晶が消えるまで連日〜2日おきに夫婦生活

 何回か施行して、自分の結晶変化を把握することが必要になります。

 
唾液検査薬は‥プチアイビス(唾液で排卵日をチェック、生理サイクルを把握)
 
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 その他の方法

1)膣分泌物の性状から判断する方法

何も器具が要らないのですぐにでも実践できる
排卵障害がないことが前提

 子宮頚管の粘液がエストロゲンの影響を受けると水っぽく変化します。排卵直前が最も水っぽくなり長く糸を引くような感じになります。膣分泌物もエストロゲンの影響を受けると水っぽくなってきます。それを自分で感じとってもらおう、というのがこの方法です。

膣分泌物が少し水っぽくなり始めたら夫婦生活禁止
膣分泌物が水っぽくなって3日目に夫婦生活
さらに3日後に夫婦生活
膣分泌物が水っぽくなくなるまで連日〜2日おきに夫婦生活

  この方法は慣れが必要ですし、実際排卵が起こっているのかどうかがわからないという難点があります。水っぽくなる期間がだいたい5日前後であればよいのですが、それよりもかなり長かったり、あるいは水っぽくなっているのかどうかわからないといったときは、基礎体温や尿中LH検査などで排卵が起こっているのかどうか確認するようにしてください。
  なお、膣分泌物で妊娠を試みる方法として、Creighton Model FertilityCare SystemBillings Ovulation Methodというのがありますので、そちらを参照してみてください。

2)ClearPlan Easy Fertility Monitor(クリアブルー)

 これは1つのキットでエストロゲンとLHの状態を尿の検査で判断しようとするものです。
このキットはホルモンの状態から妊娠の可能性の高い時と妊娠の可能性が最も高い時を分けて教えてくれます。しばらく日本にはありませんでしたが、現在日本でクリアブルーという名前で販売が開始されています。

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 超音波検査による排卵のタイミング

病院でなければ判断できない
最も排卵時期が確実にわかる

 これは、排卵の近くになったら病院に行って、膣からの超音波で卵胞の大きさを測定して排卵の時期を推定するものです。基礎体温や生理の周期を参考にして、いつころに病院に行けばよいかお医者さんが指示してくれますので、その日に行って卵胞の大きさを確認します。何も薬を使っていない人であれば18〜20mmになれば排卵の前日です。その大きさになるまで何回かは病院に行かなくてはいけません。より排卵を確実にするために注射をうってもらうこともできます。また排卵誘発剤を使用しているときは、薬によって排卵直前の卵胞の大きさは違いますので、どんなときも卵胞が18〜20mmになれば排卵するというわけではありません。

 おすすめの方法

  いろいろな方法を解説しましたが、まず基礎体温はつけていただいたほうが良いと思います。理由として、排卵しているかどうかの確認が自分でできること、いろいろやったけれども妊娠に至らずに病院へ行くことになった場合、基礎体温を持って行くと非常に参考になり、その後の検査の予定をスムーズに立てられること、の二つがあります。
  しかし、基礎体温だけではタイミングが良くわからない人が多いことも事実ですので、排卵がわかる方法である尿中LH検査と妊娠可能な期間の始まりがわかる方法(唾液検査か膣分泌物の性状から判断する方法のどちらか)を組み合わせれば妊娠の確率は上がると思われます。なお、クリアブルーは一つで妊娠可能な期間の始まりから排卵までがわかる優れものです。

まだ若く、余裕を持って妊娠に取り組める方
 何も器具を必要としない膣分泌物(オリモノ)の性状から判断する方法から始めてよいと思います(できれば基礎体温も)

少しでも早く妊娠したい方基礎体温測定を始めた上で

  1. 生理が規則的なら・・・基礎体温+尿中LH検査
  2. 生理が不規則なら
    ・・・唾液検査か膣分泌物から判断する方法+尿中LH検査
  3. 生理が規則的・不規則にかかわらず・・・クリアブルーを使う
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