| point: 妊娠すると便秘になりやすくなります。 |
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| 1)なぜ便秘になりやすいか |
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妊娠中に増加する黄体ホルモン(プロゲステロン)によって腸の動きが鈍くなり、お腹が大きくなると腸が圧迫されて便の通りが悪くなります。また腸の中に便が長くとどまると、妊娠中は水分が多く必要なので、便からどんどん水分が吸収され便が固くなり、さらに便秘がひどくなります。
また妊娠中は痔になりやすく、痔の痛みのため便に行きたくなくなり、結果として便が固くなりさらに便秘がひどくなることもあります。 |
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| 2)便秘への対応法 |
食事: 食物繊維は便秘を予防する効果があります。食物繊維は、便秘だけでなく、食べすぎを予防する効果もあり、妊娠中の体重増加を抑えてくれます。
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌も腸の中の環境を整える働きがあり、便秘や下痢に効果があります。
食物繊維が多く含まれるもの
豆類(納豆、大豆、いんげん豆)、海藻、ひじき、ほうれん草、きのこ類、玄米など
ビフィズス菌を増やす食品
ヨーグルト、牛乳など |
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運動、排便習慣: 運動は便秘の予防に有効です。妊娠中は激しい運動は控えた方がよいですが、散歩など適度な運動は行った方がよいでしょう。この時、汗などによって水分が不足すると便から水分を吸収してし固くなってしまいますから、しっかり水分をとって行うようにして下さい。
また、毎日、排便する習慣をつけることも重要です。 |
くすり: まず、便を軟らかくするタイプの下剤である酸化マグネシウム(通称カマ)を使います。1日2gまで服用可能です。それでも便が出なければ、ビコスルファート(ラキソベロン)という液体(あるいは錠剤)の下剤を併用するか単独で使用します。この2つが妊娠中でも安全とされている下剤です。
それでも、便秘がよくならない場合は、大腸をより強力に動かすタイプの下剤を使用することもあります。これにはセンナという植物の成分が入っている下剤を使います(アローゼン、プルゼニドなど)。それでも便秘が改善しなければ浣腸を行わなければいけないことがあります。
便秘の薬の中にはセンナや浣腸など妊娠中、医師の診療を受けてから使用した方がよい薬もありますから、安易に市販薬を使用しない方がよいでしょう。 |